【冬の沖縄】北風に強いおすすめ釣りポイントや釣れる方法を解説

冬の沖縄でおすすめの北風に強い釣りポイントや釣れる方法を解説 釣り情報

冬の沖縄は県外に比べると水温は高いですが、北風が非常に強い特徴があります。風が強いと釣りをすること自体が難しく、魚の活性も低下してくるため撒き餌を撒いても魚が全く寄ってこないこともあります。
そんな時期でも北風に強い沖縄の風裏釣りポイントや釣り方、狙い方次第では釣果が出たりします。

本記事では、釣りポイントをいくつか紹介後、釣果を上げる方法を解説いたします。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

【冬の沖縄:おすすめ釣りポイント】安和海岸

安和海岸は沖縄北部の半島にある海岸で、足場がきれいに整備されているためファミリーフィッシングにも最適な釣りポイントです。本部半島の南側に位置しており、釣り場は道路から下がった場所にあるため、風を遮る構造になっています。北風の風裏となっているため北風に強いポイントといえるでしょう。

足場はブロックが敷き詰められて安定していますが、濡れると滑るため、滑りにくい靴を履いていくことをおすすめします。安和海岸は水深が浅いところが多く、場所によっては根がかりしますが、透明度の高い海なのでどこに根があるのかは比較的わかりやすい釣り場といえます。

また、海岸沿いに無料の駐車場がありますが、数台しか停めることができません。近くにトイレは無く、最寄りのコンビニまでも遠いためファミリーフィッシングの場合は注意しましょう。

狙える魚

安和海岸で狙える主な魚は以下のとおりです。

  • タマン
  • ガーラ
  • イラブチャー
  • トカジャー
  • カーエー

他にもいろいろな魚を釣ることが可能です。フカセ釣り、ウキ釣り、カゴ釣り、打ち込み釣り、ルアー釣りなど釣り方も自由に楽しむことができます。

また、エギングも有名な釣り場となっており、サイズのいいシルイチャーも釣れます。

【冬の沖縄:おすすめ釣りポイント】宜野座漁港

宜野座漁港は、沖縄本島の中央東側に位置しており、釣り場の北側は山になっているため風を遮ることができます。小物から大物まで狙えるポイントのため地元の人には人気がある漁港の1つです。

漁港内でも船の停泊は少ないため比較的好きな場所で釣りを楽しむことができます。防波堤は河口に面しており、水深は浅めで、港内は比較的水深があります。地磯もあり、いろいろな釣り場でさまざまな釣り方が楽しめるのもの宜野座漁港の魅力となっています。

狙える魚

宜野座漁港で狙える主な魚は以下のとおりです。

  • イシガキダイ
  • グルクマ
  • タマン
  • ガーラ
  • イラブチャー
  • カーエー
  • シルイチャー
  • タチウオ

フカセ釣りではイシガキダイ、グレなど強い引きを楽しめます。カゴ釣りやサビキ釣りでグルクマやサヨリなどの回遊魚も釣れます。天候や時間帯によって回遊状況が変わるため、釣れない場合は棚を変えてみるといいでしょう。

また、夜釣りではサイズのいいタマンを狙うことも可能です。ルアー釣りではガーラのほか、タチウオも上がります。

【冬の沖縄:おすすめ釣りポイント】山川漁港

山川漁港は、沖縄県本部町に位置しており、北風を遮る場所のため、冬でも釣りを楽しむことができます。海に向かって港を囲むように大きな堤防が突き出ていることが特徴で、水深があるためさまざまな魚を狙うことができます。

堤防の外海側はテトラ帯となっており、足場は悪いですが一番の釣りポイントとなっています。内海側は足場はいいですが、海面まで高さがあるため堤防の外海側と同様ライフジャケットの着用が必要です。

透明度が高い海のため、日によっては、サイズのいいガーラやイラブチャーなどの魚を目視することができ、たとえ釣れなくても濃い魚影を見て楽しむことができるでしょう。

また、堤防のため足場が安定して釣りをしやすく、漁港内は比較的どこの場所でも車付け可能で、ファミリーフィッシングにも向いている漁港の1つです。

狙える魚

山川漁港で狙える主な魚は以下のとおりです。

  • ミジュン
  • マクブ
  • グルクン
  • グルクマ
  • タマン
  • ガーラ
  • イラブチャー
  • カーエー
  • ミーバイ
  • イスズミ

港内の船着き場は海面まで高さもないため、安全にサビキ釣りなどのファミリーを楽しめます。ミジュンやグルクンなど群れが入れば、かなりの釣果が望めるでしょう。

堤防の外海側のテトラ地帯では、ウキ釣りで大型のカーエーを狙うことができ、水深が深い場所では、胴付き仕掛けを使った探り釣りでサイズのいいイラブチャーやミーバイなどが釣れます。

また、カゴ釣りではグルクマやガーラなどの回遊魚、打ち込み釣りではタマンなどの大物も狙えるでしょう。

【冬の沖縄:おすすめ釣りポイント】糸満漁港

糸満漁港は沖縄本島南部に位置し、沖縄の冬に吹く北風に強い釣り場として知られています。漁港内は防波堤で囲まれており、風の影響を受けにくい構造となっているため、特に北風が吹く冬のシーズンにおすすめです。比較的穏やかな波で釣りを楽しむことができるため、初心者やファミリー層にも適しています。

足場はコンクリートでしっかり整備されており、安定しているため足元を気にせず安心して釣りが楽しめます。しかし、雨の日や潮風で足元が滑りやすくなるため、滑りにくい靴の着用を推奨します。糸満漁港は水深がそこまで深くない場所も多いですが、初心者から上級者までがターゲットに合わせてさまざまな釣り方を楽しめる環境です。

また、漁港内には駐車場があり、比較的駐車スペースも豊富です。トイレも近隣に設置されているため、ファミリーフィッシングや長時間の釣りにも対応しやすい環境が整っています。

狙える魚

糸満漁港で狙える主な魚は以下のとおりです。

  • ミジュン
  • チヌ
  • ミーバイ
  • 太刀魚
  • タマン
  • ガーラ
  • イカ(コウイカ、アオリイカ)
  • カーエー

さまざまな魚種が豊富に集まるため、フカセ釣り、ウキ釣り、打ち込み釣り、ルアー釣りなど、多様な釣り方で楽しむことができます。また、エギングでイカも釣れるため、夜釣りを楽しむ方にも人気のスポットです。

糸満漁港は冬の釣りシーズンに北風に強い場所として特におすすめで、幅広い釣りスタイルを持つ方に対応できるスポットです。

冬の沖縄は釣れにくい?

沖縄の冬の海水温は20度前半で、寒い日には20度を切ることもあります。県外に比べると意外と暖かいと感じますが、沖縄の魚は暖かい海を好みます。20度前半まで水温が下がると動かなくなります。

また、冬の海は夏と比べて満潮、干潮の差が緩やかになるため沖の潮と湾内の潮の入れ替わりが少なくなります。沖の潮は黒潮などの温かい潮が流れていますが、湾内の潮は入れ替わりが少ないため気温の低下によって、沖の潮よりも水温が下がる傾向にあるのです。

基本的に冬の沖縄は釣れにくいといえますが、そんな寒い冬でも釣る方法を紹介します。

冬の沖縄でも釣果を上げる方法

冬の沖縄で釣るためには、潮の満ち引きを把握することです。暖かい沖の潮が入ってくる時間帯であれば、エサとなるプランクトンも運ばれてくるため魚の活性があがるため、冬の沖縄では、満潮を狙うことによって釣れる可能性があがるでしょう。
その他にも朝夕のフィッシュフィーディングタイムを狙うのが効果的です。寒い時期でも水温がやや上がる日中は魚の活性が上がりやすいので、特に午前10時〜午後2時の間が狙い目です。

狙う魚の種類にもよりますが、魚のアタリがないときは、においが出るエサを使用することをおすすめします。エサのにおいにつられ、活性の低い魚も寄ってくる可能性があがるでしょう。
ルアーの場合はゆっくりとしたアクションが効果的です。魚の警戒心を下げ、食いつきやすい状況を作り出すことがポイントです。
また、フカセ釣りやサビキ釣りを行う際は、撒き餌を少量ずつ撒いて魚を誘導し、長時間待つのも有効です。

まとめ

釣りは忍耐とも言いますので、1匹釣り上げるのに少し難易度が上がる冬ですがその分釣り上げた時の興奮は何者にも耐え難いものです。

ぜひ北風に強い釣り場で釣果が上がる方法を実践して、より楽しい釣りを体験してください。