ルアー釣りは、魚と駆け引きをする高いゲーム性から多くの釣りファンを魅了しています。ルアー釣りを覚えて釣りをもっと楽しみましょう。
本記事では、釣り初心者の人に向けて、ルアー釣りの仕掛けと釣り方を解説します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
【沖縄で釣り】ルアー釣りとは?
ルアー釣りは、ルアーという疑似餌(魚やエビなどに似せたもの)を使った釣り方で、本物のエサと間違えて食いついてきた魚を釣ります。エサを使わないため、エサ特有のにおいもなく、道具が揃えば手軽にはじめることができるため、釣り初心者にもおすすめです。
ルアーには、さまざまな種類があり、主にプラグと呼ばれるハードルアーとワームと呼ばれるソフトルアーに分けられます。狙う魚や釣る場所によって、どのルアーを使うか考えることもルアー釣りの醍醐味といえます。
また、ルアー釣りは、エサを使用しないため、魚を寄せることはできません。狙う魚の習性などを理解した上でルアーを選択します。釣る日の状況も考慮しルアーを選ぶことで、魚が釣れたのではなく、魚を釣ったという感触を味わうことができるでしょう。
【沖縄で釣り】ルアー釣りの仕掛け
ルアー釣りは、2つに分解できる2ピースロッドと呼ばれる竿を使用します。価格はピンキリですが、釣り初心者の人は、5,000~15,000円ぐらいがおすすめです。価格を抑えたい人は、100円ショップで1,000円で売っているので、試してみるのも選択肢の1つでしょう。
ルアー釣り用のリールにも幅広い価格帯があり、リールの性能は大切なため、7,000~20,000円ぐらいの少し高めのリールがおすすめです。あまり安いリールを選ぶとルアーが思うように飛ばなかったり、糸が絡まるトラブルが多くなるのでおすすめしません。
仕掛けの詳細
先述の通り、ルアーは、ハードルアーとソフトルアーに分けられます。ハードルアーは、使いこなすのに時間がかかるため、釣り初心者の人にはソフトルアーがおすすめです。
ハードルアーとは、ルアーは小魚やエサとなる海の生物を模倣したもので、プラスチックやワイヤーで作る本体に釣り針の役割になるフックを組み合わせています。ハードルアーには様々な種類があり、釣る魚や状況に応じて使い分けます。
代表的な例としてミノーが挙げられます。ミノーは、長い形状をした小魚をイメージしてつくられるハードルアーのため、小魚をエサとするフィッシュイーターがターゲットになります。
ハードルアーの操作は慣れるまで時間がかかるため、釣り初心者の人にはソフトルアーが適しています。
ソフトルアーとは、柔らかい素材で作られており、ハードルアーに比べると安いです。 おもに魚や昆虫などに似せて作られており、釣る対象魚に応じて選べるようさまざまなサイズが展開されています。 ハードルアーと違い、針がついていないため、ジグヘッドというソフトルアー用の針にセットして仕掛けを作る必要があります。
ソフトルアーのサイズとジグヘッドの針のサイズが合っていないと魚の反応が悪くなるためサイズ選びは重要です。魚がソフトルアーに食いついても外れることが多くなるので、ソフトルアーとジグヘッドを購入する際は釣具屋の店員に聞くことをおすすめします。
ルアーで釣れる魚
ルアー釣りでよく釣れる魚はガーラで、漁港や河川などでよく釣れます。特にロウニンアジは、体長が1mを超えることも珍しくなく、引きも強烈なためルアー釣りファンの人気のターゲットと言えるでしょう。
体長30cm程度のメッキは、比較的簡単に釣ることができるため、初心者にもおすすめなターゲットです。サイズが小さくても、引きは強いため、釣りを楽しめるでしょう。
オニカマスは、小型の魚を主食としているため、ルアー釣りでよく釣れます。歯が鋭いため、針からはずすときは注意しましょう。
ミーバイもルアー釣りをしていると良く釣れる魚になります。堤防や岩の隙間に隠れていることが多いです。沖縄の岸から釣れるミーバイは、体長15~70cmが多く、種類によっては50kgを超えることもあり、アーラミーバイと呼ばれています。ミーバイは食べても美味しく、高級魚として有名です。
動くものには敏感に反応するため、釣り初心者の人でも楽しめるでしょう。
【沖縄で釣り】ルアー釣りの釣り方
ルアー釣りの釣り方を順番に紹介します。選ぶルアーによって釣り方は異なります。ハードルアー、ソフトルアーの釣り方をそれぞれ解説します。
ハードルアー釣りの釣り方:(1)ルアーを付ける
まず、ハードルアーを糸と結びます。魚がかかったときに外れないようにしっかり結びましょう。ユニノットやパロマーノットなどの結び方があり、糸とルアーを直結せず、スナップを使う方法もあります。
ハードルアー釣りの釣り方:(2)仕掛けを投げる
狙いのポイントに仕掛けを投げたら、糸を巻きます。使うハードルアーによっても操作方法は異なります。ただ巻くだけのやり方もあれば、さまざまな動きをつけるやり方もあります。
ハードルアー釣りの釣り方:(3)アタリがあったら、釣りあげる
魚のアタリがあったら、竿を立てて針をしっかり魚に引っかけます。あとはそのまま引き上げます。
アタリは最初わかりづらいかもしれませんが、竿がグッと引っ張られる感覚です。普通に巻いてる時とは違った感触ですので、初めての頃は少しでも違和感あったら竿を強く引っ張るのがオススメです。
ソフトルアー釣りの釣り方:(1)ルアーを付ける
まず、ジグヘッドを糸と結んだあと、ソフトルアーを付けます。 ハリの頭にオモリが付いたジグヘッドに、ワームをセットした仕掛けをジグヘッドリグと呼びます。フックに重りが付いているため、軽くてキャストが難しいワームでも飛距離を伸ばすことができるでしょう。
また、軽いワームでは流されてしまう水流の強い場所でも、オモリが付いているため、セッティングしているワームがポイントから流されない強みを持ちます。
ソフトルアー釣りの釣り方:(2)仕掛けを投げる
狙いのポイントに仕掛けを投げたら、糸を巻いて魚を誘います。速く巻いたり、遅く巻いたり、仕掛けに動きをつけて、生きているエサを演出しましょう。
ソフトルアー釣りの釣り方:(3)アタリがあったら、釣りあげる
魚のアタリがあったら、ハードルアーと同様に竿を立てて針をしっかり魚に引っかけます。あとはそのまま引き上げます。
基本的にはハード・ソフト変わらず、仕掛けを遠投して巻きながらアクションを入れて、魚にアピールすることが重要になります。
【沖縄で釣り】ルアー釣りの注意点
ルアー釣りで大切なことは、仕掛けを投げるときに周囲を確認することが挙げられます。ルアー釣りに限ったことではありませんが、夢中になるとついつい周囲の人のことを忘れがちになるため常に意識しておきましょう。
また、釣り禁止区域、迷惑駐車、ごみを持ち帰るモラルなど最低限のルールを守る必要があります。注意点に気をつけて、ルアー釣りを楽しみましょう。