リールに巻いてるラインを市販の仕掛けと繋げたいがこの結び方でいいの?
釣り初心者の方に必ずと言っていいほど訪れる悩みですね。
そんな悩みは今から紹介する1つの結び方で解決できます。
結び方に迷ったらクリンチノット
結論、初心者は「クリンチノット」という結び方を覚えましょう。
クリンチノットは市販の仕掛け類によく付いてくるサルカンという連結金具とラインを結ぶときにとても有効なものになります。
結び方はとても簡単です。
- サルカンの輪にラインを通し、折り返してラインの輪っかを作ります
- 折り返したラインを下のラインに4〜6回巻き付けます
- 巻き付けた糸を1で作った輪っかに入れて折り返し、また輪っかを作ります
- 最後に3で作った輪っかにラインを通して締め込めば完成です。
(余分なラインはカットしましょう。)
糸が抜けにくくなる2つのテクニック
普通に締め込んで結んだクリンチノットでもかなり結び目が頑丈ですが、結ぶ際に2つテクニックを追加することでさらに強度が上がり、糸抜けが格段に下がります。
締め込む際に水分を含ませ摩擦熱を減らす
締めこむときに、摩擦熱が発生してラインが弱まることがあります。
ラインが弱まるとはダメージを受けているということです。ですので、熱を抑えるために締め込む際に海水や唾液などを用いると糸抜けが少なくなります。
余分なラインをカットしたら先端を火で炙る
結び終えた後に余分ラインが余るため、短くカットするのですがカットした先端部分をライターなどで炙ることで先端の形が変形します。
この変形で角がより広くなり通常よりも糸抜けを予防してくる効果があります。
ただし、火を扱うためお子様や釣りに慣れてない初心者は気をつけて行なってください。
(ここまでしなくても強度は十分出るので無理にすることはありません。)
テキトーな結び方をしてしまうと勿体無いことに・・・
仕掛けとラインを結べれば結び方なんでテキトーでいい!
初心者ならそう思うこともあります。ですが、釣りは思いも寄らぬ出来事が多々起きるものです。
狙ってた以上の大きな魚がかかるかもしれません。
そのとき、結びが甘かったらサルカンからラインが抜けて仕掛けだけ持っていかれることも珍しくありません。
魚との勝負を堪能できずに釣りを終えてしまうのは非常に勿体無いです。
たった1つ、今回ご紹介した結び方を活用するだけで釣り上げる確率は何倍も高くなります。
紹介した結び方以外にもたくさん種類があります
クリンチノット以外にも強度のある結び方があるためここでは簡単にまとめてご紹介いたします。
それぞれ結び方については別途記事を準備中ですので、今しばらくお待ち下さい。
簡単な物から難易度の高いものまで種類豊富に存在します。
気になった方は「釣り ユニノット」などで検索してみてください。